こんにちは。横山幸一です。
資金調達には、一番借りやすい時期と借りにくい時期があります。
ビジネスを行う上で、一番資金調達がしやすい時期は「創業時」です。
大事なのは、一番資金調達をしにくい時期がいつなのかを、知っているかどうかです。
その時期は、創業して2年目や3年目です。
この時期は、一番貸してもらいにくいのです。
理由は簡単です。
創業時には、会社に実績などありません。
条件さえ整っていれば、ほぼ創業融資を借りることができるのです。
ところが、2年目や3年目になると銀行は実績を重視します。
もし、毎月の収支がマイナスになってしまったら、銀行はどう思うでしょう?
そう考えると、積極的に融資をしてくれる銀行はありませんよね。
銀行はこう言います。
「もう半年から1年、様子を見させてください」と。
つまり、断られるのです。
これによって、多くの創業者が廃業していくのです。
でも、乗り越える方法はあります。
そのために、しておくと良いことは5つです。
1、創業融資に積極的な銀行を、返済引き落とし銀行にすること
2、最初に、貸付担当役席とのパイプを作っておくこと
3、相談出来るコンサルタントや士業と顧問契約しておくこと
4、毎月、コンサルタントや士業とミーティングを行うこと
5、毎月、銀行に業況報告を行うこと
です。
返済引き落とし口座として選ぶ銀行は「創業融資に積極的になっている銀行」です。
どこが積極的かは、融資に強いコンサルタントなら知っています。