たった1つの書類で運転資金は借りやすくなる

こんにちは。横山幸一です。

あなたは、たった一つの資料で、運転資金の調達がしやすくなります。

 

周りにこんな社長はいませんか?

「銀行へ毎月返済する金額が多すぎる」

「そのため、資金繰りがままならないと悩んでいる」

 

このような社長は、案外たくさんいます。

利益がほとんど出ていないので、返済するための資金がないのがネックになっています。

 

その結果、どうなるでしょう。

 

そうです。

リスケ(リスケジュール)せざるを得なくなります。

その次は・・・

新たな資金が借りられないようになっていきます。

 

基本的に運転資金を返済するための資金は、将来、入金される売上や、在庫の販売によって入金される売上です。

その入金がないのにもかかわらず、毎月の返済を続けるとどうなるでしょう。

当然、資金繰りは悪化してきます。

 

運転資金には「借りやすさに違いがある」ことを、知っているかどうかです。

同じ運転資金でも、業績が上向いているときの運転資金と、悪化しているときの運転資金では、借りやすさが全然違います。

銀行にとっては、業績が上向いているときの運転資金なのか、悪化しているときの運転資金なのかは、わかりにくいのです。

そんなときには、良い方法があります。

 

自分からいろいろな資料を作って、支店長に渡すのです。そうすれば、借りやすくなります。

 

前向きな運転資金では、
・受注増加
・新商品の販売開始を原因とする仕入れ・在庫の増加・新規取引先の増加
・季節要因による在庫の増加
です。

このうちのどれが原因になってるか把握していれば、説明資料を作成しやすいのです。

 

受注増加の場合は、受注推移一覧表を作成すれば、受注が増えていることは一目でわかってもらえます。

新商品の販売開始を原因とする仕入れ・在庫の増加が原因である場合は、新商品のカタログや販売見込み表を見せることで、増加運転資金ということを理解してもらえます。

新規取引先の増加の場合は、新規取引先一覧表を作成すれば、どれだけ伸ばせたのかを伝えることができます。

季節要因による在庫の増加であれば、3年程度の在庫推移表を作成すれば、その時期に運転資金が必要になる理由をわかってもらえます。

 

いずれの場合でも、「資金繰り表」を作成すれば、「いつ」「どれくらいの金額」「どれくらいの期間」必要になるのか、理解してもらいやすいのです。

資金繰り表をしっかり作っておくのが大事です。

必要資金を長期で借り入れる必要はなくなり、毎月の返済負担が少なくなるからです。

その結果、資金繰りは楽になっていきます。